2011/10/17

ウェブサイトの価値をEPM(のべ接触人・分)で測る  [週刊IFWA 2011/9/12]


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■ ウェブサイトの価値をEPM(のべ接触人・分)で測る


皆さんは密かに発表されたこの新しい指標をご存知でしょうか。風の噂でEPMと言う指標が発表されたというリークを耳にしたので、日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会のリリースを調べましたが、企業広報委員会セミナーでの成果の公式アナウンスがまだないので、オリジナルは確認できませんでした。


取材記事と思われるWeb担当者Forumの安田さんの記事で内容が確認できます。
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2011/09/06/11042


テレビの世界では、延べ視聴率を意味するGRP(Gross Rating Point)という指標が通貨としてよく利用されます。認知度をこの位上げるためには何千GRPの広告投下が必要だといったような使われ方になります。


さてウェブの世界ではECサイトならともかく、一般的な企業サイトなどでは、どのようにその価値を認めてもらうかというのが課題となっています。それに対する一つの答えが、EPMという考え方のようです。


EPMとはExperienced Person Minutesの略で、原資料では「サイト体験人分」だそうで、安田さんの意訳では「のべ接客人分」、私の意訳は「のべ接触人・分」とさせてもらいましたが、延べ訪問回数×訪問あたりの平均サイト滞在時間で算出するものです。


滞在時間の指標自体が少々不安定で精度の低い指標であることは注意が当然必要です。そして直帰は0秒でカウントして実質的に除かれるといった特性があるといった理解をしておくことも大事です。


一方経営層に説明や説得をするためには、非常に単純でわかりやすい指標を提示するということも大事です。安田さんは「Webに明るくない上司に対して、サイトの状況をわかりやすく示してパッと把握してもらうことを目的だと考えると、なかなかよくできていると思いませんか?」と言っています。

数字や指標というのは、いろんな使い方があります。専門家にはどうかなと思われるものも使いようということでしょう。結果的に業界が健全に発展するのであればいいのかなとも思います。

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