2008/12/10

Key Result Indicators(KRI)とはこれいかに

アクセス解析の「KPI」に異議ありの時点で知らなかった言葉で、KRIというのを発見した。key result indicatorのこと。たまたまこういう↓本を発見して、なか見!検索して見つけた。

自分含めてKPIに続いてKGIを言う人が増えているように思う。もうKRIとか言わなくていいんだけど。。。しかしWikipediaにはKPIは載っているが実はkey goal indicator,key result indicatorはどちらも載っていない。KGIもKRIも略語としては別の表記がある。英語圏でも普及していない言葉のようだ。

ゴール(目標)でもリザルト(実績)でもいいんだけど、結局は売り上げや利益などの大目標と実績という面(KGI,KRI)と、担当者レベルで行動に繋がる指標(KPI)の両面が必要だよねということで、最近は日本のウェブ業界でもKPIがよく語られている。

結局どちらも必要なことなので、セミナーなどでも、KPIの話なのにKPI,KGIがごっちゃで語られているし、まあ誰もそんな細かいことには気にしてないけど、KPIで全てが解決できるようなことはない。あまり言葉に踊らされる必要はないが、うまく活用すれば、分析で必要以上に時間を取られなくなるという便利な考え方、手法の一つだ。

自社の商品の利益構造で原価率と販売手数料が重要な要素なら、そのさらにブレークダウンした要素別の予算実績対比分析をする。そこでアメリカから輸入している小麦の原価が利益を圧迫しているとわかれば、別の国から輸入したらどうかとか、原因分析と対策ができる訳ですよね。
その「原価率」や「販売手数料」に当たるのがウェブでは何だろうかと置き換えるだけだ。確かにウェブ特有の指標や不正確なデータは山のようにある。しかしそういうビジネス構造自体を扱ったことが無ければ、ウェブどうのこうの以前にビジネス会計の基礎をまず学んだ方がよほど汎用的に役立つと思う。ウェブのKPIだけに詳しくなるよりも重要だと思う。結局基礎をやった方が応用力がつく。

ウェブビジネスの場合、サイト(の特定部分)の目的設定→目標数値設定(KPI、KGI何とでも言ってくれ)→実績チェック→改修ということで、よくしていくことになる。しかし多くのサイトで目標設定ができない、あるいはないというところが最大の問題点ではないかと。これだと全てが、結果論で数字を確認して終わりとなる。しかし口で言うのは簡単だけど、実際これを行うのが難しいというのは知っている。これが悩ましいところ。
なぜなら会計、経理なら、積み上げたものが売上になり利益になるので、現場の積み上げとトップの号令の二つの折り合いをつける作業を緻密にやらざるを得ないことで、そのプロセスに時間を掛けて関係者の合意形成に至るあるいは問題点の共有が図られる(結局論理的でない、エイやがどこかで必要になることが殆どだが)。
でもウェブの世界はそもそもデータ品質が低いし、関連性の低いデータも多いので緻密に何かを積み上げたところで、それが全体の数字になりえない。ほとんど現場とトップの橋渡しが可能になる数字や論理がなく、限りなく全てがエイやになってしまうということだろう。だからこそ、KPIとか中間的な指標で数値目標を立て、ある程度の橋渡しができる、あるいは全体の目標値とは論理的に一致していないけど、現場で改善が図れるように管理していく手法は作っていかなければなるまい。そうでないといつまでも、結果論ではい終わりとなる。
まとめると今回は二つ。
・ウェブのKPIとか狭い範囲からでなく、ビジネス全体の利益構造分析とか汎用的な知識や手法をまず勉強してみよう
・ウェブでは現場の行動に繋がる目標設定をとにかくやろう

1 件のコメント:

Lucas Wetten さんのコメント...

wow! nice blog, man! :D